1.預金保護(ペイオフ)

預金保護(ペイオフ)制度とは?

オウンさん

オウンさん
預金保護(ペイオフ)制度はご存知ですか?

マインさん

マインさん
聞いたことあるような・・・ないような・・・

オウンさん

オウンさん
それでは簡単にご説明させて頂きますね。

銀行が破綻した場合に1銀行1名義につき一定額まで預金保護機構によって保護されるのがペイオフと呼ばれる制度です。
金融機関が預金残高に応じて保険料を預金保護機構に支払い、万が一の場合に備えている保険制度になります。

オウンさん

オウンさん
日本の1口座あたりの預金保護額もぜひ知っておいてください。

マインさん

マインさん
いざという時に返してもらえる金額ということですね!

銀行が経営破綻した場合にも預貯金が保護される金額は1口座あたり1,000万円までとなっています。
これは多くの方が知っていることでもあり、資産を守っていく上で最低限必要な知識になります。

オウンさん

オウンさん
しかし、意外なことに過去日本国内の銀行が破綻した際に1口座あたり1,000万円以上預けていたため、それ以上の金額は保護されなかった方があとを絶たなかったようです。

マインさん

マインさん
経営破綻なんてしない、自分に限ってそんなことは起こらないだろう、そう考えていたのかもしれませんね。私も気をつけなくちゃ。

これから先、どのようなことが起こるかはわかりません。
そういった非常事態が起こることを想定してリスク管理をして頂けたらと思います。

日本の銀行は1銀行1名義につき【1,000万円】まで保護される保険に入っている。

※生命保険会社にはペイオフはありませんが、銀行同様に生命保険契約者保護機構というものがあり、経営破綻などいざという時には90%までは補償されます。

世界でも稀なフィリピンのペイオフ制度

一方、あまり知られていないのが外貨預金におけるペイオフの対象範囲です。

オウンさん

オウンさん
では、ドルやユーロなど外貨建て預金の口座はいくらまで保護されると思いますか?

マインさん

マインさん
え?同じく1口座あたり1,000万円じゃないんですか?

オウンさん

オウンさん
そうだと言いたいところですが、日本の銀行(日本に支店のある海外の銀行も含む)での外貨預金は1円も保護されません。

マインさん

マインさん
1円も?そうだったんですか!

ということは「せっかく分散投資がいいと聴いてドルに資産を分散させたのに」かえって資産を減らすリクスをあげることになってしまいます。

日本を含めてほとんどの国では、自国通貨(日本では円)のみペイオフの対象になり外貨預金に対してはペイオフ対象外のためいざという時には一切保護されることはありません。
日本円だけでなく外貨を持つこと自体は資産を守るという観点ではとても大切なことですが、日本の金融機関で外貨預金することはリスクもあるということを覚えておいてください。

オウンさん

オウンさん
外貨を持つことは大切ですがその通貨のペイオフ制度があるところでぜひ運用してくださいね。

マインさん

マインさん
ドルを持つならドルが保護される制度がある国の銀行に預けるということですね!

そして海外で外貨を運用するということは「リスクヘッジ」と「高い金利」の2つのメリットがあるということをぜひ知って頂けたらと思います。

中でもフィリピンのペイオフ制度は現地通貨ペソに加え、「外貨も預金保護対象」となっている世界でも珍しい国でもあります。
そのため世界の基軸通貨であるUSドルが保護されており、USドルでの運用が可能であるという点においても資産運用先として選択肢の1つになり得ると考えられています。

マインさん

マインさん
外貨を持つならまずは何から始めたらいいですか?

オウンさん

オウンさん
まずは世界の基軸通貨と言われているUSドルから始めてはいかがでしょうか?

マインさん

マインさん
ドル建てで海外口座を作るということですよね。

オウンさん

オウンさん
さらに言えば【ドル建て+ペイオフ+経済成長している国】を選ぶというのが最初の選択肢になるでしょう。

マインさん

マインさん
経済成長している国というだけではダメなんですか?

オウンさん

オウンさん
金利が高いからと言ってマイナー通貨はリスクもあるので最初の選択肢としてはおすすめできません。(例えばトルコのリラは年利17%程度ではあるが預金は為替の変動が大きい)

1980年前後の高度成長期の日本では10%前後あった預金金利も現在では金利0.001%になってしまっています。
今から数十年前の日本のような状態が新興国と呼ばれる国々の現状であるとお考えください。
外貨預金もペイオフ対象となるフィリピンの金融機関も活用することで、リスクを減らし資産を守りつつ増やしていくことが可能となります。

日本にある銀行(日本に支店のある海外の銀行も含む)で外貨を持つことは【ペイオフ対象外】のためいざという時にはリスクになる可能性もある。

 フィリピンでのペイオフの範囲

フィリピンのペイオフ制度はPDIC(Philippine Deposit Insurance Corporation)と呼ばれています。
フィリピンの銀行が万が一経営破綻した場合も預金者に対して50万ペソ(約$10,000=110万円程度)までがPDICから返金されます。

PDICホームページはこちら

フィリピンで正式な銀行として認可されるためにはPDICへの加盟は必須となっています。

PDICには強制加入

<原文>
Except for the exclusions stipulated in RA 9576, deposits of all commercial banks, savings and mortgage banks, rural banks, private development banks, cooperative banks, savings and loan associations, as well as branches and agencies in the Philippines of foreign banks and all other corporations authorized to perform banking functions in the Philippines, are insured with PDIC. As for Philippine banks with branches outside the country, RA 9576 stipulates that subject to the approval of the Board of Directors, any insured bank with branch outside the Philippines may elect to include for insurance its deposit obligations payable at such branch.

<和訳>
RA 9576に規定される例外を除いて、すべての商業銀行、貯蓄および抵当銀行、農村銀行、民間開発銀行、協同銀行、貯蓄および貸付組合、外国銀行のフィリピンの支店・代理店などフィリピンで銀行業務を行うことを許可された企業は、PDICに加入しています。フィリピン以外の支店を有するフィリピン銀行については、RA9576は取締役会の承認を条件として、フィリピン外の支店を有する保険銀行は、その支店で支払うべき預金を保険に含めることを選択することができる。

保証最大額

<原文>
Effective June 1, 2009, the maximum deposit insurance coverage is P500,000 per depositor. All deposit accounts by a depositor in a closed bank maintained in the same right and capacity shall be added together.

<和訳>
保障が適用される預金とは保険に加入する銀行の正当な預金に対して、預金者に支払われる金額を意味し、保険加入者である銀行の破綻日現在の預金者への責任を負う金額であり500,000.00ペソを超えない額とする。
共同口座は、個人所有の預金口座とは別に保険を付すものする。

銀行毎にそれぞれ保証

<原文>
Deposits in different banking institutions are insured separately. However, if a bank has one or more branches, the main office and all branch offices are considered as one bank. Thus, if you have deposits at the main office and at one or more branch offices of the same bank, the deposits are added together when determining deposit insurance coverage, the total of which shall not exceed P500,000.

<和訳>
異なる銀行の預金は別々に保険により保障されます。 ただし銀行に支店が1つ以上ある場合、本店とすべての支社は1つの銀行と見なされます。よって本店と同じ銀行の1つ以上の支店に預金がある場合、預金保険金を決定する際に預金が合算されます。預金保険金の合計は500,000ペソを超えないものとします。

外貨預金も保護

<原文>
Foreign currency deposits are also insured by PDIC pursuant to RA 6426 (“An act instituting a foreign currency deposit system in the Philippines, and for other purposes”) and Central Bank (CB) Circular No. 1389. Depositors may receive payment in the same currency in which the insured deposit is denominated.

<和訳>
外貨預金はRA6426(「フィリピンにおける外貨預金制度の設立およびその他の目的のための行為」)ならびに中央銀行(CB)通達第1389号に基づいてPDICによって保障されています。預金者は保障された預金が建てられたのと同じ通貨で支払いを受けることができます。

オウンさん

オウンさん
フィリピンにも日本と同じような機関があり預金を保護してくれます。

マインさん

マインさん
私が同じ銀行で2口座作った場合はそれぞれ預金は保護されるんですか?

オウンさん

オウンさん
残念ながら1つの金融機関では何口座作っても保護されるのは50万ペソ($10,000相当)までになります。

マインさん

マインさん
もしそれ以上に預金したいと思った時の対策は何かありますか?

日本の1口座1,000万円というペイオフ枠に比べて、10分の1程度の範囲になってはいますが世界的には$10,000程度が標準的な金額であると言えます。
もし更に金額をあげたいという場合は家族(夫婦・子供など)の口座を作ることで預金保護枠を増やしリスクを減らすことができます。

オウンさん

オウンさん
ご夫婦、お子さんで口座を作る場合はそれぞれの口座が50万ペソ(約$10,000)までが保護されます。

マインさん

マインさん
例えば夫婦と子供2人であれば4口座=200万ペソ(約$40,000)までがペイオフの範囲内ってことですね!

オウンさん

オウンさん
おっしゃる通りです。さらにこの後ご紹介しますが【共同口座】を作ればペイオフの範囲はさらに広がります。

マインさん

マインさん
共同口座という言葉も初耳なので後ほど説明をお願いします。

フィリピンのペイオフ制度は日本では保護されないUSドルが保護されるという点においては、日本のペイオフ制度の落とし穴を埋める役目を果たすかもしれません。

PDICでは50万ペソ相当額の外貨預金も含まれるため、USドルもペイオフの対象となります。

フィリピンのペイオフ制度をうまく活用して資産運用して頂けたらと思います。

1口座あたり50万ペソ(約$10,000相当)までが対象となるのでそれ以上の預金は注意が必要。
同じ金融機関で同じ名義の口座を複数作ってもペイオフ対象は50万ペソ($10,000)まで。

年利8〜10%で資産を増やしませんか?

オウン銀行定期口座お申し込みはこちら

 

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2.共同口座

3.海外口座への周囲の反応